2016/03/08
講演会に行ってきた「覚えない記憶法」とは?
東京やら大阪やらに比べると劇的にセミナーや講演会が少ない札幌。
そんな札幌で珍しく講演会があるということで行ってきました。
何の講演会かというと
この本の出版記念講演。
この本を書いた先生、こんな本も書かれてます。
本の内容を忘れてしまうと買う意味なし!「読んだら忘れない読書術」
この講演会の何がすごいって、講演料が2000円なのに「覚えない記憶術」の本を1冊無料でもらえるってとこ。
本の代金が1500円(+税)なので実質講演料はワンコイン以下!
これは行かねば損!ということで行ってきました。
講演会の内容は本の内容とほぼほぼ一緒なんですが、印象に残ったことを何点か。
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知識を脳にため込む必要はない
昔と違って今はインターネットにつながればどんな情報でも瞬時に引き出せます。
スマホ1台あればどこでもインターネットにつながる時代。
すべてを覚えておく必要はなくて、必要なのは情報を見つける力。
人は覚えたことの99%を忘れるそうです。
そうじゃないと脳が情報でパンクするから。
一時保管場所に記憶しておいて、そこから重要な情報だけを長期記憶にまわすと。
それ以外はほとんど忘れる。
どうすれば重要な記憶と判断されるか?
一時保管場所にある間に定期的にアクセスがあれば重要な記憶と判断されるそうです。
なので復習が重要なのだということ。
回数的には2週間に3回。
翌日、3日後、1週間後がベストだそうです。
SNSに感想を書く
これに有効なのがSNS。
フェイスブックに投稿すると翌日見て、下がってくると誰かがいいね!を押したりコメントしてまた上に来る。
そうして何度か眼に入ることで記憶に残りやすくなるんだそうです。なるほどね。
記憶には睡眠が必要
記憶を定着させるには6時間以上の睡眠が必要。
寝る前15分で覚えてすぐ寝るのが一番効果あるそうです。
徹夜して覚えるのは意味がなくて、徹夜すると翌日のパフォーマンスが下がって覚えていたはずのことまで思い出せなくなる可能性があるとのこと。
人に教えると記憶に残る
これは昔からよく聞く話ですよね。
人に勉強を教えると自分の勉強にもなると。
そのほか
- 適度な緊張は集中力を高める
- 楽しかったことは記憶に残りやすい
- 記録すると記憶になる
- 週2回以上の有酸素運動は認知症リスクを50%下げる
- 仮眠すると認知症リスクが50%下がる
- 読書すると認知症リスクが下がる
まとめ
とにかく何をおいても重要なのはアウトプット。
(なのでこの記事を書いているわけですが)
この先生によると速読や多読は意味がなくて、しっかりと読んでアウトプットしないとダメなんだそうです。
まぁもっともなことなんですがなかなかできてませんね。
しばらく実践してみて、効果があったかどうかまたご報告します。
この本は電子書籍でも出てるので、すぐに読みたい方はこちらから
覚えない記憶術 電子書籍版
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