西洋ネギ「リーキ」おいしい食べ方は?おすすめレシピ
みなさんは「リーキ」って聞いたことありますか?
(私はありませんでした)
その正体は西洋ネギ「リーキ」
見た目は極太の長ネギ。イタリアやフランスなどではよく食べられている野菜で「ポロねぎ」とも呼ばれます。
北海道では十勝地方、音更(おとふけ)町で栽培されていますが、一般のスーパーなどでお目にかかることはほぼありません。
今回は通販サイト「食べレア北海道」でお取り寄せしたリーキを使っておいしい食べ方をご紹介します。
シンプルに「焼き」と「蒸し」
まずはシンプルに「焼き」と「蒸し」。
「焼き」は輪切りにしてフライパンで焼くだけ。
ここで一口サイズに切っておくと、食べやすく火も通りやすいです。
味付けはリーキの味を活かして醤油だけで十分。
「蒸し」は輪切りににして耐熱容器に入れて電子レンジでチン。
味付けはあっさりとポン酢で。
シンプルな味付けだとリーキの甘味がより強く感じられます。
個人的には「焼き」より「蒸し」の方が強く甘味を感じられるのでおすすめです。
「焼き」の方は香ばしさがあり、お酒のおつまみにもGood。
すき焼き風でもおいしい
長ネギっぽいのですき焼き風に煮てみました。
濃いめに味付けたのにそれに負けないリーキの甘さがすごい。
外側や青い部分は少し固いので、煮て食べるのがおすすめです。
中央部分はとろりと柔らかく、長ネギの数倍甘い。(やけどに注意!)
西洋風の食べ方でもおいしい
こちらはコンソメスープで煮てみました。(熱々なので湯気がすごい)
コンソメの風味とリーキの甘さがよく合います。
北海道産のじゃがいもや玉ねぎと一緒に、ポトフやカレーにするのもおすすめ。
外側の固い部分や青いところは、細かく刻んでチャーハンなどに入れてもおいしいそうですよ。
音更町のリーキ農家竹中さん
十勝川温泉で有名な北海道・音更町でリーキを作られている竹中さん。
14年前、知り合いのフレンチシェフに頼まれてリーキ栽培を始められたそう。
「ヨーロッパの家庭では普通に食べられているものなので、日本でも普通の家庭料理で食べてほしい。鍋やすき焼き、カレー、タジン鍋で蒸すのもおすすめです。」と竹中さんはおっしゃいます。
今年は夏が暑くて水不足だったので、その分リーキが根を広げて、過去14年で最高の出来になったそう。身に旨味や甘味がぎっしり詰まっています。
50種類以上の品種を7年かけて、「これは!」というものを探し当てた竹中さん。多くの失敗を今に活かされています。
「リーキに出会うために農業をやってきたようだ。一生作り続けるだろう。」とは竹中さんの言葉です。
どんな料理に入れてもワンランク上の味になるリーキ。スーパーでは売っていませんが食べレア北海道のサイトからお取り寄せできるので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。